第4位「効果的な保冷剤の使い方」。小学5年生・1年生の子どもを持つ看護師の母親が実践しているのは、保冷剤をタオルなどにくるんで体にあてる方法。梶本医師によると、体の中でも手のひらに保冷剤をあてるのが効果的だという。手のひらには体温調整を担う役割の血管があり、ここを保冷剤で冷やすと全身の熱を効率良く下げることができる。すると先ほどの枕カバー同様に体の熱が放出されることで自律神経が整い、リラックスして快眠につながる。ただし睡眠中ずっと保冷剤をあてると体が冷えすぎるため逆効果。タオルに包んで水道水程度の温度で1分間あてるくらいが良い。