千葉県の木更津駐屯地ではオスプレイ1機が駐屯地の上空で飛行を繰り返した後、東京湾の上空も飛んだ。去年11月、鹿児島県屋久島沖で起きた米軍の墜落事故を受け飛行を見合わせていた。アメリカ軍が事故原因を特定したとして今月8日に飛行停止の措置を解除し、陸上自衛隊は機体整備や隊員教育を行った上で飛行を再開させた。アメリカ軍は14日に日本でのオスプレイの飛行を再開しており、米軍のロジャー・ターナー四軍調整官が沖縄県の玉城知事と面会を行った。玉城知事は事故原因や再発防止に関するアメリカ側の説明が十分とは言い難いと述べた。ターナー氏は普天間基地で安全対策の手順やシステムを説明する機会を設けたいと提案した。