きょうのテーマ「開票前に当確おかしい?」。竹内真デスクの解説。先週日曜日に行われた東京都議会選挙。午後8時の投票終了と同時に何人かの候補者について当選確実だと伝えた。SNSでは開票前から当確がでるのがおかしいなどの投稿が拡散された。当確についてどう判断したのか。日本新聞協会に加盟する佐賀新聞・時事通信・読売新聞・日本テレビの4社が共同で検証を行った。報道機関は取材と調査をして当選を確実か判断をしている。2002年、森山法相の陣営では500人ほど入る会場はガラガラ、落選してしまった。2001年、東京・渋谷、小泉元首相が演説に立つと大勢の人、熱気を感じ、勢いを感じることがわかる。大接戦だとするとどちらが勝っているかわからない。そのために世論調査や出口調査をする。出口調査がとても重要。調査を基に得票を予測、逆転が不可能なことを踏まえ、当確を出すとのこと。選挙の調査はみそ汁の味見に例えられるそう。適切に調査をすれば全員に聞かずとも結果予測ができるとしている。調査対象の人、実際に投票をした人、男女比・年齢の分布などできるだけ同じにしている。拓殖大学の教授は選挙の研究を始めたのが90年代前半、30年ぐらいでノウハウがたまってきて当選するのはほぼ間違いないだろうと十分予想できるなどとした。