石破首相はきのう、辞任する意向を表明した。理由は、日米関税交渉に区切りがついたからだとしている。きょう予定されていた自民党総裁選挙の前倒しをめぐる意思確認が党内に決定的な分断を生みかねず、私の本意とするところではないなどとも述べた。辞任表明を受け、きょうの意思確認の手続きは取りやめとなり、辞任に伴う臨時総裁選が行われることになった。石破首相は不出馬の意向を示している。国民民主党の玉木代表は、石破首相が辞めても、衆参で自公過半数割れは変わらない、野党に託された民意を丁寧に反映する政権運営を行ってもらいたいなどとした。自民党はきょう午前9時から、総裁選挙管理委員会の会合を開き、総裁選を始めるための手続き行う見通し。