森永乳業「サンキスト100%オレンジ」は原料がなくなり次第販売休止。雪印メグミルク「Doleオレンジ100%」は一部商品を去年4月〜休止。アサヒ飲料「バヤリースオレンジ」は去年12月1日出荷分〜休止し再開のめどは立っていない。理由は輸入大国のブラジルでのオレンジ不作により、世界的に逼迫していて。そこに円安が追い打ちをかけているという。そこで国内のものをという動きが広まっている。和歌山県産みかん100%。これは協同乳業が国産果汁のみを使用した飲料「農協果汁」のシリーズで、14年ぶりに復活。特徴は苦みや雑味の無い美味しさ、温州みかんのコクのある甘みとほど良い酸味のバランスで優しい味わいのスッキリとした飲み心地だという。協同乳業の担当者は「国産果汁の良さや美味しさを知っていただく機会になってほしい」などコメント。流通アナリストの渡辺広明氏は「日本の食料自給率は38%、円安の影響で今後様々な食物が国内回帰の傾向になっていくのでは。国内のいいものに目を向けるいい機会になれば」などコメント。