マクドナルド・ケンタッキー・ロッテリア、人気バーガーチェーンが揃い踏み、秋の「月見バーガー祭」。マクドナルドの新作の月見は「とろ旨すき焼き月見」。フワフワもちもちの記事の秘密を探るべく、埼玉県にあるバンズ工場へ。一度発酵させた生地に大量に入れた白い粉はタピオカでん粉。これを混ぜ合わせこね作業が終わると、出てきた生地は黄色っぽい色に。これは月見感を出すためだそう。そしてカットした生地を焼型に入れるが、ここにも企業秘密が。丸みを強調するため、まるく厚みが出るように普通のハンバーガーより深い型を使用。さらにツヤ感が出る液を吹きかけ、300度近い温度で約8分焼き続けると光り輝く満月のようなバンズに。工場ではこれを冷ますところまでで終了だが、店舗でも一手間がある。取材したのはACEesの2人。マクドナルドではバンズをトースターで焼き上げることが多いが、新作の月見は蒸すことでよりふっくらに。誕生から34年が経過する「月見バーガー」だが、唯一変わっていないのは卵を割る、挟むなどが手作業で行われていること。マクドナルドの月見はバーガー以外にも全部で8種類。中でも人気なのが「きなこもちとあんこの月見パイ」。今年の月見パイは、たっぷりのあんことお餅にバターまで入った「あんバターとおもちの月見パイ」。