日本銀行は金融政策決定会合で今の大規模緩和策を維持することを決めた。2016年1月の導入以来続けてきたマイナス金利政策について、マイナス金利を解除した上で短期金利が引き上げられた場合、預金金利が引き上げられる可能性があり、住宅ローンの固定金利と変動型金利が上昇する可能性がある。「りそな銀行 東京ミッドタウン支店」ではマイナス金利が解除され金利が復活した場合、利用者にどのように説明するかなどをテーマにした行員向けの勉強会が行われた。植田総裁は金融政策の正常化について「常日頃から考えている」としながらも、2%の物価目標はまだ見通せないとの考えを示した。