大橋さんのきょうの経済視点は「サービス価格 上昇の持続性」で「日本のサービス価格上昇は続いている。日銀の植田総裁もサービス価格上昇がインフレのノルム形成を判断するうえで重要だとコメントしているが、足元の動きを細かく見ると、全国旅行支援の影響で下駄を履いている部分があったり、外食費が緩やかにスローダウンしている。気になるのは携帯電話料金が去年7月から上がっている。3つの要因で足元のサービス価格の上昇の半分以上を占めている。ところが今年の半ば以降はスローダウンしていくということになることに疑問を持っている。」などと述べた。山田さんは「どうするYCC?」とし、「今年の春にでも日銀の政策修正が予想されているが、いちばん不確実性が大きいのは長期金利政策と思っている。YCCとマネタリーベース拡大のコミットメントを両方撤廃した場合は国債買い入れはどうなるのかなどの疑問がわく。最終的には日銀はおそらく慎重に運用していくと思うが、不確実性は高い。短期権利政策については急激に上げないと市場はふんでいる。」などと述べた。