追加利上げについて馬渕磨理子が解説。植田総裁は先月の会見で国債乖離額減少と利上げの引き締めを同時に行うことを否定していなかったので、利上げの観測が流れていた。夕方の植田総裁の会見で連続的な利上げを否定しなかった為、もう一段円高が進み150円台前後で推移している。さらにこれから物価高が急速に進んだ時に、後から大幅な利上げをすることの方がリスクであると、利上げをしないリスクについても述べていた。日銀は住宅ローンの返済額が上がらない5年間の間に国内の賃金上昇が進むことを想定している。連続的な利上げを否定していないのがポイントで、次の利上げの時期、幅、目標が注目される。これに加えアメリカ金利の政策金利の行方も大きく影響する。