日本銀行・植田和男総裁は「時間的余裕を持って見ていくという表現は不要になる」と述べた。日銀は市場が大きく動いていた8月以降時間的余裕があるとの表現で利上げを急がない姿勢を示していたが、植田総裁は「やめて普通の金融政策のやり方に戻る」と話した。その背景について特に注意深く見るとしてきた米国経済がリスクの度合いは少しずつ下がってきているとの分析を示した。会見を受けて円相場は1ドル=151円台後半まで円高が進む場面もあった。
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