古旗さんは「先ほど”アメリカ一強の終焉はない”とおっしゃっていましたが、これが終焉するというシナリオはどういう状況なら可能なのかをお聞きしたい」と言うと青木さんは「アメリカに投資をする、ドルのニーズが有るというのは、それだけ経済・企業の成長があるから。経済の成長の源泉は大きく3つあって、1つはイノベーション、もう1つは設備投資・インフラ投資などの資本、そして人口。他国はどうなのか見てみると、中国は少しイノベーションはあるかもしれないが、人口減少だし、日本やヨーロッパとなるとイノベーションも少し難しい、インドやASEANは人口が拡大するのでいんふらは拡大するが、まだイノベーションというわけでもない。そんな中でアメリカが成長の中心であるのは、イノベーションの拡大と資本と人口拡大。仮にトランプ大統領の政策でイノベーションが阻害されてしまうとか、人口が減ってしまうとかということになるとアメリカの経済のトレンドの変化につながってくるので、もしかするとアメリカのニーズがなくなり、投資もなくなる、アメリカから資本が流出するということがあるかもしれない。しかしそれはなかなか起きにくいでしょうというのが私の考え」などと話した。シカゴ日経平均先物の値を伝えた。窪田さんは日銀会合について「植田総裁になってから事前の報道がしっかり出るようになったので、サプライズはないと思う。GW中は特にもともと流動性が薄く為替は特に振れやすい時期なので事前に準備しておくことが重要だと思う。投資は非常に盛り上がっているが”おっかなびっくり”とういうところでトランプさんのポストで大きくマーケットが振れるのでなかなかパソコン画面から離れられないような案件が続く」などと話した。