パリ五輪のスポーツクライミング準決勝ボルダーは、4つの課題が全て異例の難しさで、1つの課題を登り切る完登がなかなか出ない事態となった。しかし、安楽宙斗が完登者がいなかった第2課題を連続完投し、ボルダーでは1位となっている。また、準決勝リードでも、安楽は安定した登りを見せ、4位で終えている。原田さんは「安楽選手は力を使う場面が他の選手より少なくて、しっかりと登るイメージと実際に登っている自分が一致していますね。クライミングは力を使うスポーツのイメージがありますが、いかに力を入れるかより抜く方が大事なんです」などと話した。