週明け、きょうの債券市場では長期金利の代表的な指標である日本の10年物国債利回りが一時2.93%まで上昇した。1996年以来約30年ぶりの高水準だ。背景にあるのは日銀が利上げを加速するとの観測だ。物価高や円安などを背景に日銀が利上げペースを上げ、9月にも利上げするとの見方から長期金利が上昇している。さらに日本の財政に対する懸念も債権売りを促し、金利を上昇させる要因だ。今月下旬には各省庁が来年度の予算を財務省に要求する「概算要求」が控えているが、市場では要求金額が膨らみ、財政悪化への警戒感が強まっている。
