馳知事は地域コミュニティーの再建やインフラ強靭化などの6つの柱を掲げ6月までに具体的な計画を策定する方針を表明した。担い手として期待するのが若い世代の力。狼煙地区は高齢者が7割を超える限界集落。この地区で区長が頼りにするのが32歳の馬場千遥さん。役場で移住者を増やす仕事をしていた。この場所が気に入り任期終了後も狼煙に残っている。街は壊滅状態で多くの住民は街を離れ避難し残っているのは20人ほど。馬場さんは残り救援物資の受付や自衛隊やNGOとの調整役を担っている。泉谷市長は「コミュニティーを維持するのが大事」などと話した。鳥丸さんは馬場さんの移住支援策で狼煙地区に移住し道の駅などで働いている。馬場さんはクラウドファンディングなどで町の復興資金を集める方法を模索している。