去年11月に警報基準を超えたインフルエンザが再び猛威を振るっている。東京都によると、先月19日~25日に定点医療機関から報告を受けたインフルエンザの患者数は13.83人で東京都の注意報基準を再び超えた。警報解除後に再び注意報基準を超えるのは17年ぶり。耳鼻咽喉科専門医の内尾医師は「インフルエンザが流行りやすくなるのは乾燥してインフルエンザウイルス自体が活発になることとのどが乾燥して感染が成立しやすくなるから」と指摘。さらに内尾医師は“のど乾燥スパイラル”を引き起こす可能性も指摘する。ウイルスの侵入口となるのどが乾燥すると粘膜のバリア機能が弱まり、のどの炎症や感染症などが起きやすくなる。このバリア機能が低下した状態が続くと症状が治っても再び別のウイルスに感染したり、症状が長引いたり、慢性化したりする、のど乾燥スパイラルが起きてしまうという。内尾医師が院長を務める横浜市内のクリニックにきのう1日で訪れた患者は120人。例年のこの時期の1.5倍。そのうち3人に1人がのどの乾燥から来る症状を訴えていた。のど乾燥スパイラルから抜け出すために大事なことは保湿。のどの保湿のために多くの人がやっているのは「のどあめ」対策。しかし、注意も必要だという。のどあめを食べる過ぎると口の中の水分が奪われて乾燥してしまうとのこと。
