今月はプロ野球セ・リーグで今季最多賞を獲得したDeNAの東克樹投手とともに、ボールを投げる時に使う手首の鍛え方を紹介してもらう。東投手の武器はバッターのタイミングを外すチェンジアップで、ストレートと同じ腕の振りで投げる遅い球である。指を開く分球が抜けるような形になるため、初速から終速にかけてスピード差が生まれ、スナップは叩くイメージをしているという。手首のスナップは握る筋肉と使う筋肉は一緒だという。大きく手首を反らせてから叩きつけるように手首のスナップで振り切り、振り抜いたら力を込める。5回、10回、10回のセットを行った。