中澤祐二さんはJリーグの面接に全落ちしたという。高校で成績を残してJリーグから声がかかっていれば問題なかったが特に力もなかったのでブラジル留学してJリーガーになれればと思った。しかし、申請書類の不備で1年しか行けなかったという。当時雑誌の裏面にJリーグの連絡先が書いてあったので手当たり次第全チームに電話をしてFAXもしたとのこと。高校の監督が可哀想との思いでヴェルディのユースチームと練習試合を組んでくれたという。その試合に高3ということにして出してくれたとのこと。そこで中澤さんにボールを集めてもらって1-0で勝ったという。そして良い高3がいるということでヴェルディの練習に誘われたとのこと。「20歳だけど良いですか？」と聞くと打ち明けると「いらない」と言われたという。そこで説得してヴェルディの練習生になれたとのこと。中澤さんはプロに入って代表に選ばれたがレベルが高かったという。2002年に横浜F・マリノスに移籍して2003年に岡田武史監督と出会ってプレーを見て「お前はミスを恐れている。沢山失敗しなさい」などと言われたという。そこから失敗に対する抵抗がなくなってJリーグで優勝ができて日本代表のレギュラーになれたとのこと。
人生変わった出会いを聞かれて豊ノ島さんは肩すかしという技との出会いが自分を変えたという。豊ノ島は肩すかしで関脇まで昇進した。しかし当時の相撲界の合格基準が身長173cm、体重75kg以上で豊ノ島は168cmしかなく5cm足りなかったという。身長の話で迫田さんに話がいくと「身長高くするためにシリコン使っても点が入らないのでバレーにはシリコンは関係ない」などと話した。そんななか豊ノ島さんが入る少し前から173cm以下でも身体能力が高ければ合格する第二新弟子検査ができたという。豊ノ島さんは体重120kgで50m7秒台で走れるくらい運動神経が良かったとのこと。