神奈川県横須賀市の入り組んだ海岸。ここで行われていたのは海岸の清掃を行うビーチクリーン。神奈川県を拠点としているNPO法人ではのべ4000人が参加している。今回のスターは豊田直之さん。活動は人目につかない岩場で行われ、そこではプラスチックごみが捨てられていた。海岸の砂と混じっていたのは細かく砕かれたプラスチックごみ。これにより生態系への影響が懸念されている。この日回収したのは約13キロのゴミ。実は豊田さんは水中カメラマンで、世界各地の水中を撮影してきた。世界の水中を撮影していた豊田さんは次第に海の中のゴミが目立ち始めたことに気づいた。そこから周りに声をかけ、海岸のゴミを拾い集め始めた。川崎市から湯河原町まで400キロを超える道のりを歩いてきた。豊田さんは神奈川県の地形から、漂着しやすい地域を集中的に効率的に活動をしてきた。海のゴミに関心を持ってもらうよう出前授業も行っている。そこで子どもたちに自分の目でゴミを見つけてもらい、身近のものが海に流れていることを知ってもらう。この活動は事前に申し込めは誰でも参加できる。
