体操男子・個人総合決勝。オリンピック初出場の岡慎之助が金メダルを獲得。1種目目「ゆか」で岡はミスすることなく14.566点。中国・張博恒は着地が乱れ大きく出遅れた。2種目目「あん馬」では橋本が落下。岡はミスなく14.500点。3種目目「つり輪」では橋本、岡はともに技の認定がされず得点を伸ばせず。直後、日本は審判に得点の確認を要求し、岡の得点は修正された。4種目目「跳馬」終了後の岡と中国・張の得点差は0.566まで縮まった。5種目目「平行棒」では張が高得点を叩き出し、2人の差は0.366に。最終種目「鉄棒」では、張は倒立が乱れ、岡の得点に届かなかった。この種目で日本が4連覇を達成となった。
2013年(当時9歳)の岡慎之助の映像を紹介。岡は4歳から体操を始め、中学に入ると高校生と練習に励み頭角を現した。パリオリンピックの出場選手は高校は体操の強豪校に進学しているが、岡は社会人の強豪チーム「徳洲会」へ入った。2019年6月の世界ジュニアでは団体、個人総合で金メダルを含む4つのメダルを獲得した。当時の身長は139cmで、「小さな巨人」と称えられた。
岡選手はパリ五輪まで2年という所で右ひざ前十字靱帯断裂で全治8か月と長期間の離脱を余儀なくされた。リハビリの期間は上半身を徹底的に鍛えた。その結果、これまで課題だったつり輪の得点を1点近く上げることに成功した。橋本大輝は「どんどん日本の体操が強くなるという新しい未来も見えた。岡がケガをして乗り越えて、その努力と諦めなかった強さに感動した」、岡慎之助は「ノーミスでやりきるのが一番の目標だった。感謝の気持ちをこめた演技ができたと思っている」などと話した。
2013年(当時9歳)の岡慎之助の映像を紹介。岡は4歳から体操を始め、中学に入ると高校生と練習に励み頭角を現した。パリオリンピックの出場選手は高校は体操の強豪校に進学しているが、岡は社会人の強豪チーム「徳洲会」へ入った。2019年6月の世界ジュニアでは団体、個人総合で金メダルを含む4つのメダルを獲得した。当時の身長は139cmで、「小さな巨人」と称えられた。
岡選手はパリ五輪まで2年という所で右ひざ前十字靱帯断裂で全治8か月と長期間の離脱を余儀なくされた。リハビリの期間は上半身を徹底的に鍛えた。その結果、これまで課題だったつり輪の得点を1点近く上げることに成功した。橋本大輝は「どんどん日本の体操が強くなるという新しい未来も見えた。岡がケガをして乗り越えて、その努力と諦めなかった強さに感動した」、岡慎之助は「ノーミスでやりきるのが一番の目標だった。感謝の気持ちをこめた演技ができたと思っている」などと話した。