体操男子個人総合決勝。日本は連覇を目指す橋本大輝選手、五輪初出場・岡慎之助選手が出場。岡選手は2年前、右ひざ前十字じん帯断裂(2022年4月・全日本選手権)。全治8カ月と言われた大けがから復帰し、パリ五輪の出場権をつかみ取った。岡選手は跳馬でしっかりとした着地を見せるなどし、団体に続き個人総合でも金メダルを獲得。日本勢としては、個人総合4連覇の快挙。一方橋本選手はあん馬で落下するなどして順位を落とし、6位に入賞した。橋本選手は「悔しい気持ちより、幸せ過ぎて涙が出ちゃって。みんなのために戦えたことが、本当に悔いの残らない大会だった」、岡選手は「最高しかでてこない」と語った。