日本が獲得した金メダルの数と金銀銅メダルの総数、ともに海外大会では史上最多となったパリオリンピック。17日間の戦いを終え、日本時間のきのう閉会式が行われた。閉会式で観客の度肝を抜いたのが、4年後の開催地・ロサンゼルスへの引き継ぎ演出。主役としてサプライズ登場したのがハリウッドスターのトム・クルーズ。トムに触れた日本のラッキーボーイはレスリング男子グレコローマン77キロ級で金メダルに輝いた日下尚選手。日下選手は「トイレに行こうとした時にスタッフさんから『良いことあるから我慢してここにいろ』と言われたら目の前にトム・クルーズが来ました」などと話している。その後オリンピックの旗を受け取ったトム・クルーズはバイクで会場を飛び出すとパリの街を爆走。その後飛行機へ向かいパラシュートを付け上空からダイブ。ロサンゼルスへ着地し作業を始めたトム・クルーズ。ハリウッドの文字がオリンピックマークとなった。引き継ぎVTRではロサンゼルスのビーチでビリー・アイリッシュらが歌声を響かせるなどド派手な演出でバトンが受け継がれた。物議を醸したのがIOCバッハ会長のスピーチ。さらに閉会式出各国の選手が持っていたあるものが話題となった。