ECB(ヨーロッパ中央銀行)はユーロ圏の金融政策を議論する理事会を開き、主要な政策金利を0.25%引き下げて3.25%にすると発表した。利下げは9月の会合に続き、2会合連続。市場では当初、10月は利下げが見送られるとの見方が大勢だったが、ドイツが2年連続でマイナス成長の見通しとなるなど、景気回復が遅れていることに加えインフレが和らいだため、利下げに踏み切った。今後、ECBはインフレの再燃を抑えつつ、経済回復を後押しする難しいかじ取りを迫られることになりそう。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.