ECBは17日、アメリカのトランプ政権が相互関税を発動してから初めてとなる定例理事会を開き、0.25ポイントの利下げを決めた。政策金利の引き下げは6会合連続。ECBは声明で「貿易摩擦が激しさを増し、成長見通しが悪化している」とする一方、物価については「インフレ減速は順調に進んでいる」との見方を維持した。一方、同じく17日に会合を開いたトルコ中央銀行は市場予想に反し政策金利を3.5ポイント引き上げ46%とした。世界経済に動揺が広がる中、インフレ圧力への対応を優先させた。
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