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「欧州議会選挙」 のテレビ露出情報

EUの政策はEU首脳会議・欧州理事会で方針がまず決定となり、欧州委員会ではEU首脳会議の指示を受けて法案や予算案を提出する。そして、下院にあたり市民で選ばれた欧州議会と上院にあたり行政側の代表となる閣僚理事会が承認することでEUとしての法令を決めるものとなっている。欧州連合の本部はベルギーのブリュッセルにあり、閣僚理事会もブリュッセルにあるが、欧州議会はフランス・ストラスブールにある。ストラスブールはドイツとフランスが争ってきた場所であり、ここにEUの本部が設置されることは統合のシンボルとなっているのだという。
欧州議会選挙はEU加盟27カ国で実施され、人口規模によって議席が配分されることで、EU最大の約8328万人を持つドイツは96議席なのに対し、EU最小の約52万人となるマルタは6議席となっている。出身国にかかわらず欧州議会の中で考えが近い者同士で作られる会派で活動を進めていく。また、欧州議会の議席はフォンデアライエン委員長の欧州人民党が176議席で最多となっている。2番目はドイツ・ショルツ首相らの欧州社会民主進歩同盟、3番目は中道のマクロン大統領が在籍する欧州刷新となっている。また、環境重視の欧州緑の党や、イタリア・メローニ首相の右派・欧州保守改革、そして、勢いを伸ばしている急進右派・バルデラ氏のアイデンティティーと民主主義も49議席を有している。11時時点では欧州人民党が8議席増で184議席に増加する見込みとなる一方で、欧州刷新は-22の見込み。また、アイデンティティーと民主主義は9議席増の58議席となる見込み。EUでの大敗を受けてマクロン大統領は国民連合をにらみ解散を行う方針という。増田さんによると大統領としての任期が無くなるわけではないことが背景にあるといい、意見が右派に偏りすぎないように先手を打った形と紹介。マクロン大統領は年金改革をめぐり閣議決定に持ち込み強行突破するなどし、富裕層からの評判は良いものの庶民層からの評判は低いのだという。また、欧州議会選挙では環境を最重視する緑の党も大敗する様子が見られる。
フランスでは議会選挙が行われる。ジョルダン・バルデラ党首の率いる国民連合はこれまで極右派と報じられてきたが、現在は右派と呼ばれるようになったという。2年前にルペン氏から党首を引き継ぐと、イタリア系移民として貧困街を見て育ってきた過去を持つ。ちなみにフランスでは内務省が右派左派問わず全政党のチラシを同時に届けるシステムが採用されているのだという。国民連合のチラシには比例候補上位22人の名前が記されているが、バルデラ党首が28歳となっているだけでなく、40歳以下の若手も多数名を連ねる様子が見られる。フランスでは各主要政党に40歳以下ながら比例の上位に入る候補の姿も多く見られる。スタジオでは日本は資金力の差がチラシを配れるか否かに繋がってしまっているとの話があがった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月12日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ
NNN ストレイトニュース(ニュース)
気候変動対策を話し合う国際会議COP29がか開幕した。米国大統領選挙で温暖化対策に後ろ向きなトランプ氏が勝利したことで気候変動対策が後退することへの懸念も出ている。COP29では途上国の気候変動対策を支援する新たな資金や温室効果ガス削減目標の引き上げなどが議論される。会議に出席した米国の特使は次のトランプ政権への危機感を示した。米国・ポデスタ特使は「次期政権[…続きを読む]

2024年7月8日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
フランスで国民議会選挙の決選投票が行われ、意外な結果になったことについて和キャピタル・村松一之さんは「逆に混乱を招く可能性がある。6月の欧州議会選挙、フランスの第1回目選挙は極右政党が台頭したが、あれが民意をあらわしている。しかし下院の2回目の選挙は極右を包囲網にするため、政治的にテクニカルに抑え込んだ面がある。これは国民からすると不満が高まる。マーケットが[…続きを読む]

2024年7月5日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(トップニュース)
大平一郎外報部長がスタジオ解説。英国総選挙の開票が進んでいる。労働党が圧勝で保守党が大敗か。成蹊大学・今井貴子教授によると保守党大敗の背景に保守党への憤慨と審判があるという。総選挙の争点は国民保健サービス、経済(インフレ・燃料費高騰など)、移民問題。保守党・スナク首相、労働党・スターマー党首のEU離脱、外交、移民について紹介。労働党の歴史的大勝の理由は国民保[…続きを読む]

2024年7月4日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.5時コレ
ロンドンより中継。政権交代が予想される背景にあるのが、国民の生活苦である。英国ではロシアのウクライナ侵攻後、インフレが一時10%を超え生活を直撃した。2020年のEU離脱もインフレを後押しし、今や国民の半数以上が失敗だったと考えているEU離脱を実行した保守党に批判の矛先が向かった形になる。また今回の選挙でも争点のひとつとなっている安全保障について労働党のスタ[…続きを読む]

2024年7月2日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
フランスで30日に投票が行われた国民議会の選挙は、開票作業が行われ、得票率では、極右政党の国民連合と連携する勢力が大きく躍進し、33.2%と首位に立った。左派の連合の新人民戦線は28%、マクロン大統領の与党連合は20.8%で3位に留まった。今回の選挙は、マクロン大統領が先月行われたヨーロッパ議会の選挙で躍進した極右政党の「国民連合」に対抗するため、議会下院を[…続きを読む]

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