ウクライナでは動きにEUの外相会議がキーウで開催された。外相会議では加盟国以外で開かれるのは極めて異例で結束してウクライナを支える姿勢を海外に示すためだという。しかし記者会見からはアメリカとスロバキアでの動きに敏感になっていることも伺わせた。ハンガリーのオルバン政権は他の加盟国とは逆行する形でプーチン政権と関係を維持しエネルギー協力を進めている。さらに欧米によるウクライナへの兵器供与には否定的で早期停戦を訴えるなどしウクライナとの関係もギクシャクしてきた。今回のスロバキアの選挙で兵器供与に反対するフィツォ元首相が勝利したことをうけてハンガリーのオルバン首相は一緒に働くことを楽しみにしていると答えている。またハンガリーのシーヤールトー外相はこの選挙結果に彼の勝利は連携を強化する大きなチャンスとした。