トランプ政権は5日、相互関税の第1弾としてすべての国・地域を対象に10%の関税を発動する。日本時間きょう午後1時1分からは、第2弾として貿易赤字のある国と地域を対象に上乗せの関税を発動する。合計の関税率は、日本が24%などとなっている。報復関税を課す方針を表明した中国には、さらに税率を50%上乗せし、合計で104%の関税を課す方針。トランプ大統領は、我々は中国からの電話を待っているなどとSNSに投稿し、貿易摩擦を避けたい意向もにじませている。EUは、すでに発動している鉄鋼・アルミニウムへの25%の関税の報復として、アメリカからの輸入品に最大で25%の関税を課すことを加盟国に提案。15日に一部が発動されるという。