台北市内にある小学校ではオールジェンダートイレが設置され、いずれも施錠できる個室となっている。プライバシーが保護され、盗撮はできないという。同校には従来の男女に分かれたトイレもある。遡ること2000年、性的指向が原因でいじめを受けていた中学生が学校のトイレで死亡した。2004年、学校でのジェンダー教育が義務化され、オールジェンダートイレの設置が進むこととなった。段世珍先生は「相手を理解しようという姿勢でコミュニケーションできれば、社会はもっと豊かで素晴らしいものになると考えている」などとコメント。