この春、日本人を悩ませる大問題が「2024年問題」。4月から施行される労働時間規制でインフラ崩壊危機。2019年、働き方改革で労働時間の上限規制を設定するも運送・医療業界では2024年4月から導入することとなった。看護師・介護士・建設業など社会に欠かせない職業エッセンシャルワーカーの賃金の低さも問題の1つ。特に問題の業種は介護業界。日本は高齢化社会で来年、介護士が243万人必要で約32万人が不足している。だが賃金が安い。給料が上がりにくい構造的な原因がある。介護士は1人で少数を相手するため低給になる。またもう1つ低賃金を招く構造的問題が多重請負構造。さらに低賃金問題はサラリーマンにも押し寄せている。
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