日本科学未来館では常設展示が7年ぶりにリニューアルした。二酸化炭素の排出量の違いで2100年には海面がどのように上昇するのかを拡張現実で体験でき、様々なロボットも展示される。初代館長の毛利衛氏は科学の魅力の発信に努め、後任が浅川智恵子さん。小学生の時のけがもとで視力を失い、プログラミングを学んでIBMの技術者の最高職位「フェロー」にのぼりつめた。新設展示のテーマの1つが「老い」で、聴力、筋力の低下などが疑似体験できる。浅川館長は「老いをポジティブに捉え生きていくことで、社会を変えていくことができる」などと語った。