中国は、パレスチナで対立するイスラム組織ハマスと暫定自治政府を主導する穏健派の政治勢力ファタハなど、計14の勢力が臨時の統一政府の樹立に向けて合意したと発表した。中国としては、対立する米国が、イスラエルの支援を続ける中、パレスチナ内部の和解を仲介することで、中東での影響力の拡大につなげるねらいがあると見られる。中国外務省・毛寧報道官は「パレスチナの各勢力が和解に基づき、早期に民族統一と独立国家の樹立を実現することを期待する」と述べた。
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