米国・バイデン大統領はNATO首脳会議を終えて間もなく記者会見を行う。高橋祐介解説委員が「先日のテレビ討論会で精彩を欠き、良いところが全くなかったバイデン氏。民主党内でも衰えを指摘され、来月の民主党大会を前に選挙戦からの撤退を公然と求める声が収まらない。ハリス副大統領らにバトンタッチしようにも時間は限られ、トランプ氏に勝てる保証もない。ライバルのトランプ氏は来週の共和党大会を弾みにリードをさらに広げようとする。バイデン氏が今回一人で行う記者会見をホワイトハウスの報道官はBigBoy会見と呼んでいる。そんな表現をホワイトハウスがあえて使うのは、台本やプロンプターなどに頼らず再選後もさらに4年、バイデン氏が大統領を務め続けられる力があるとアピールしたいから。会見は日本時間きょう午前7時半ごろから予定され、選挙戦の流れを大きく左右する可能性もありそう」とスタジオで述べた。