- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 井上二郎 今井翔馬 赤木野々花 是永千恵 打越裕樹
オープニング映像と井上アナらによるあいさつ。
11日のニューヨーク為替市場。この日発表された米国の先月消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことをきっかけに日米の金利差の縮小が意識され円を売ってドルを買う動きが強まった。円相場は一時157円台前半まで値上がり。市場では政府日銀による市場介入が行われたのではとの見方が出ている。その後は買われた円が売る動きも出ている。財務省の神田財務官は市場介入を実施したかどうかは明らかにしなかった。
NATOの首脳会議は日本時間の昨夜遅くから、インド太平洋地域のパートナー国である日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4か国も参加して行われた。この中で岸田総理大臣は、NATOと結束してウクライナ支援などに対応していくことを確認した。一方、“欧州大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分だ”として、ロシアと北朝鮮による軍事協力が日本周辺に与えている影響に深刻な憂慮を示すとともに、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みを認めない立場を強調した。その上で、“日本は今後も法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に向けて努力する”と述べ、地域を越えた安全保障協力の重要性を訴えた。そして会議では、サイバー防衛や偽情報対策、それにAIなどの新興技術への対応といった安全保障分野で協力していくことを確認した。
NATO首脳会議に出席したゼレンスキー大統領は、ワシントン滞在中、NATO加盟国などの協力に謝意を示し続けてきた。訓練などの調整を行う機関を設けることや、ウクライナにNATOの上級代表を置くことなど、中長期的な支援の具体策が示されたことは評価していると見られる。ただ、F16戦闘機や防空システムの供与を巡っては、必要とする数には及ばなかった。ゼレンスキー政権がゲームチェンジャーとするロシア領内への攻撃の制限緩和についても言及はなく、NATO加盟の道筋も明確には示されなかった。ゼレンスキー大統領はウクライナ支援に否定的なトランプ氏が再び大統領になるのかなど、米国の政治情勢も注視しながら、ウクライナの勝利につながる外交戦略を描いていくと見られる。
憲法改正を目指す自民党は、衆参両院の議員が参加する作業チームの会合を開き、大規模災害など、緊急事態での国会議員の任期延長を認める場合の具体的な要件などを巡り、意見を交わした。来週以降も会合を重ねて、衆参の議員で認識のすり合わせを行い、条文化に向けた検討を進めたいとしている。憲法改正実現本部副本部長・中谷元防衛大臣は「まさにスタートというか、今後議論して詰まっていく問題」とコメント。
NTT東日本と西日本は、店舗や企業の紙の電話帳・タウンページの発行を来年度末をメドに取りやめることが分かった。固定電話の加入者の減少が続いていることや電話番号を調べる手段が検索サイトなどに移ったことが、その理由となっている。発行を取りやめたあとも、インターネット版のiタウンページは提供を続ける。
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視覚に障害があって文字を読めない人たちに本などを声で読み上げる「音訳」という取り組みがある。50年近く続けている女性、北海道・函館市の森田直子を取材。音訳される対象は、小説やエッセイ、詩集などの文芸書から、自治体の広報誌や商店の折り込みチラシまで、多岐にわたる。視覚に障害のある人のうち、点字を読むことができる人の割合は1割程度。森田は函館視覚障害者図書館も務める。全国視覚障害者情報提供施設協会によると、視覚障害者のための図書施設は全国に84か所。北海道内で手がける人のいなかった、マンガ本の音訳を始めた。全盲の宮武祐子は「声を届けてくれる人がいるのがありがたい」、森田は「誰かが私の声を必要としてくれる限り続けていかなければならない」とコメント。
米国・バイデン大統領はNATO首脳会議を終えて間もなく記者会見を行う。高橋祐介解説委員が「先日のテレビ討論会で精彩を欠き、良いところが全くなかったバイデン氏。民主党内でも衰えを指摘され、来月の民主党大会を前に選挙戦からの撤退を公然と求める声が収まらない。ハリス副大統領らにバトンタッチしようにも時間は限られ、トランプ氏に勝てる保証もない。ライバルのトランプ氏は来週の共和党大会を弾みにリードをさらに広げようとする。バイデン氏が今回一人で行う記者会見をホワイトハウスの報道官はBigBoy会見と呼んでいる。そんな表現をホワイトハウスがあえて使うのは、台本やプロンプターなどに頼らず再選後もさらに4年、バイデン氏が大統領を務め続けられる力があるとアピールしたいから。会見は日本時間きょう午前7時半ごろから予定され、選挙戦の流れを大きく左右する可能性もありそう」とスタジオで述べた。
パリ五輪ボクシング日本代表・岡澤セオンさん、原田周大さん。世界の舞台での挫折をバネに2人で高め合って本番に挑む。一緒に練習するようになったきっかけは去年の世界選手権。パリオリンピックに向けて2人を奮い立たせているのが世界の舞台での敗戦。岡澤選手は東京大会で金メダルを獲得した選手と2回戦で対戦し、僅差の判定で敗れた。原田の脳裏に焼き付いているのは去年のアジア大会での敗戦。オリンピックの代表内定を決めたものの、決勝でウズベキスタンの選手に打ち負けてしまった。
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関東甲信越の気象情報を伝えた。