バイデン大統領がNATO北大西洋条約機構の首脳会議の閉幕に合わせ記者会見に臨んだが、質疑応答の冒頭でハリス副大統領を「トランプ前大統領」と言い間違えた。記者会見では力強い口調で選挙戦の継続を訴えたバイデン大統領だが、身内の民主党議員が選挙戦からの撤退を求める声明を発表。一方でトランプ氏は自身のSNSで「よくやった、ジョー!」と揶揄した。また、バイデン大統領は記者会見前に行った演説でも、ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と言い間違えており、今回の記者会見をもって日々強まっている撤退論の払拭には至らなかった形。