ワシントン・ポストによるとオバマ元大統領は、ここ数日側近に対して「バイデン氏が大統領選で勝利する道は大きく遠のいた」として、再選に向けた可能性を真剣に検討すべきだという考えを示したという。すでに多くの民主党議員から電話があり、バイデン大統領への懸念の声を聞いているという。オバマ元大統領は、先月のテレビ討論会のあとバイデンとは一度しか話をしていないといい、党内で広がる撤退論に対しては沈黙を保っていた。民主党の重鎮・ペロシ元下院議長が「バイデン大統領はまもなく選挙戦からの撤退を説得されるだろうと同僚議員に語った」と伝えているという。