米国大統領選挙は大接戦のまま、投票日を迎えた。全米支持率はハリス氏48.7%、トランプ氏48.6%。投票日前日の4日、民主党のハリス副大統領は、激戦州の東部ペンシルベニア州へ。住宅を回り、飲食店も訪問。人気歌手も駆けつけ、集会を開いた。一方、共和党のトランプ前大統領はノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ミシガン州と、激戦州を相次いで訪問。深夜にまでかけて、みずからへの投票を呼びかけた。激戦となっている7州のうち4つの州では、両者の支持率の差が1ポイント未満となっている。選挙戦中、双方の支持者たちが向かい合う場面も。激しい選挙戦となる中、現地では暴動や混乱などへの警備が強化されている。不測の事態に備えて、今回、米国国防総省は州兵を動員することにしているほか、FBI連邦捜査局も、妨害行為などに24時間態勢で対応する指揮所を本部に設置している。