台湾の蔡英文総統はきょう、建国記念日と位置づける「双十節」の祝賀式典で演説し、軍事的圧力を強める中国に対し「一方的に現状を変更してはならない」と現状維持の重要性を訴えた。さらに蔡総統は「民主的な対話」や「現状維持」などを条件に「平和的共存の道を発展させていきたい」とも述べ、中国に対話を呼びかけた。これに対し中国外務省はきょう「台湾海峡の平和と安定への最大の脅威は独立の立場を堅持している民進党だ」と非難した。
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