- 出演者
- 中川栞 別府正一郎
オープニング映像が流れ出演者が挨拶した。
戦闘が続くガザ地区で10歳未満の子どもを対象にした国連機関によるポリオのワクチン接種が1日から始まった。ワクチンの接種を進めるためイスラエルとイスラム組織ハマスは地域を限定して戦闘を一時休止する期間に入った。今のところワクチン接種を妨害するような攻撃などの情報はないが、戦闘が確実に休止されるかが焦点。香港・TVBが伝える。国連とパレスチナの保健当局は1日、ガザ地区で大規模なポリオのワクチン接種を開始した。数十万人の子どもにワクチン接種を行うためイスラエルとハマスの間で人道的な戦闘休止が合意されている。WHO(世界保健機関)は感染の拡大を止めるには少なくとも9割の子どもにワクチンを接種する必要があるとする。国連とガザ保健当局の職員2100人余りが動員された。WHOによると120万人分のワクチンがガザに届いたとのこと。また今後約40万人分が届く。
イスラエルとハマスが戦闘する中、限定的ながらも戦闘休止ができているのは子どもたちを取り巻く状況が深刻だということを示している。なぜ停戦できないのか疑問や憤りを感じる。この休戦となった発端は今年7月で、8月にはワクチン未接種の生後10か月の乳幼児がポリオの感染を確認した。去年10月の戦闘開始前は約99%が接種済だったが、ことし前半には90%を下回っていた。感染が確認されたことは戦闘の長期化でガザ地区での衛生状況の悪化も映し出している。計画では10歳未満の子ども約64万人を対象に、3つの地区で少なくとも3日間ずつ行うが戦闘休止の約束を守ることが重要になっている。WHOのテドロス事務局長は「引き続き停戦を求める、平和こそが最善の薬で最善のワクチンだ」と訴えている。予防接種に加え下水インフラら医療施設の再建。子どもの健康と命を守るためには一時的な休戦だけでは不十分なのは明らかで本格的な停戦につなげることが求められている。
ドイツで移民や難民に対して排他的な主張を掲げ極右と批判されている「右派政党AfD(ドイツのための選択肢)」が、旧東ドイツ地域のチューリンゲン州で暫定の開票結果で、初めて第1党になった。さらに、ザクセン州でも僅かな差で2位となった。ナチスへの反省から極右勢力に警戒感が強いドイツで極右とされる政党が、主要な選挙で第1党になるのは初めて。1日、キリスト教民主同盟などのリーダーは、「どんな状況でも極右に協力しない」との認識を示した。
ヨーロッパでの極右の動き。ヨーロッパで「極右」は一般的にナチスなどのファシズムを支持する立場を指す。フランスの国民連合を率いるマリーヌ・ルペン氏の父親・ジャンマリ・ルペン氏が国民連合の前身である国民戦線を創設。ナチスによるユダヤ人虐殺を擁護するような発言をしてきた。マリーヌ・ルペン氏は父親と断交したと伝えられているが、移民排斥を声高に叫ぶ姿勢などからフランスでは極右政治家とされている。ドイツの地方選挙で勢いを見せているAfD(ドイツのための選択肢)は、一部の政治家からナチスを肯定するような発言やイスラム教徒への差別的な発言などが目立ち識者やメディアからは極右と批判されている。ドイツでは、2015年の中東のシリアなどから多くの人がヨーロッパに逃れた難民危機で当時100万人以上を受け入れた。当時のメルケル首相は人道主義から受け入れたが、一部で際限なく外国人を受け入れドイツ国民の暮らしをないがしろにしているとの批判も出ていた。おととしロシアのウクライナ侵攻が起きてドイツでも物価が高騰し、生活が苦しくなる人が増える中でこうした批判がさらに勢いづいている。ドイツではナチスへの反省から極右勢力の台頭を繰り返さない教育などに力を入れてきただけに、ドイツで極右の台頭はドイツ内外で、衝撃を持って受け止められているんどとドイツでも極右台頭について解説をした。
フランスでマクロン大統領の与党は、7月に決選投票が行われた国民議会の選挙で大幅に議席を減らし辞職した首相の後任が任命されていない。候補者として数週間前から名前が挙がっている可能性が高いとみられる2人はベルナールカズヌーヴ氏とグザビエ・ベルトラン氏。マクロン大統領は2日この2人と会うことになっている。2日にカズヌーヴ氏が大統領府でマクロン大統領と会うのは確か。カズヌーヴ元首相は「みずから求めたのではなく義務感による行動でありフランスがさらなる困難に直面するのを避けるためだ」と述べている。しかし、明日はオードフランス地域圏議会議長を務める共和党のグザビエベルトラン氏も大統領府に招かれている。マクロン大統領は2日、大統領経験者の意見も聞く。オランド前大統領がカズヌーヴ氏を、サルコジ元大統領がベルトラン氏を推奨することは間違いない。マクロン陣営はカズヌーヴ氏を推している。カズヌーヴ氏は左派の人だが、急進左派の不服従のフランスとの連携にも反対している。経験豊富なカズヌーヴ氏は少なくとも右派、無所属それに社会党議員の一部に中立の立場をとらせることができる。しかし、左派の連合、新人民戦線の指導者たち少なくとも不服従のフランスはカズヌーヴ氏の任命に反対している。大統領が選挙の結果を尊重せず新人民戦線が推す候補者以外の人物を首相に任命するなら、不信任動議を提出することになるだろう。グザビエ・ベルトラン氏は共和党内の入閣反対派に属している。
東京で行われた日本が主導する「アフリカ開発会議(TICAD)」は、各国の閣僚が一同に集まってる。アフリカ外交の柱となり、アフリカが抱える課題にとどまらず、ビジネスの可能性などについても話し合う場。来年9回目となる首脳級の会議が横浜で予定されてるが、それを前に閣僚級の会合が東京で開催された。別府キャスターが取材し、アフリカの課題・可能性についてナイジェリア、チャド2人の外相に切り込む。
日本が主導するTICAD(アフリカ開発会議)は日本のアフリカ外交の柱となってきた。来年9回目となる首脳級の会議を前に、閣僚級の会合が東京で開催された。アフリカ54か国のうち47か国が参加した。アフリカが解決すべき大きな課題の1つとして政情不安や紛争がある。西アフリカのマリやブルキナファソ、ニジェールなどで相次いでクーデターが起きている。また、スーダンでは1年以上武力衝突が続いており多くの国民が国内外に逃れる事態となっている。これらの国はAU(アフリカ連合)の加盟資格を停止されているため今回の閣僚会合には参加しなかった。ナイジェリア・ユスフ・トゥガー外相に聞く。ナイジェリアは若い国。トゥガー外相は「(西アフリカの地域大国として)ナイジェリアは国連安保理の常任理事国、G20やさらにはBRICSのメンバーであるべき。世界の意思決定に加わらなければならない。アフリカ最大の民主的な国家であるナイジェリアが積極的に民主主義を支持することでアフリカの発展に貢献する。同時に、ナイジェリアはソフトパワーを生かして他のグローバルサウスの国々を援助している」「(周辺国で相次ぐクーデターについて)一つはEUのサヘル地域に対する戦略が失敗したこと。EUは、テロと移民という2つの問題を一度に解決しようとした。しかし、フランスが実際に行った一石二鳥をねらったかのようなこの軍事作戦は成功しなかった。2つ目の要因はもちろんアフリカ自身にある。政府が、ぜい弱で地方に至るまで国全体を統治する力が足りていない。傭兵が活動していることや外国勢力による支配で問題が解決するとは考えていない。アフリカ自身の力で解決していくべき」などと述べた。日本では国際社会といえば西側のイメージがあるが、それだけではバランスが悪い。TICADにはアフリカの声を聞いて日本とアメリカがともに発展するメッセージも込められている。
ABCとイクソスによる新たな世論調査の結果について。米国・民主党の全国党大会のあと、ハリス副大統領は大統領候補になった後は支持率が上昇したが、新たに発表された数字は全国党大会の数字とほとんど変わっていない。ハリス氏が52%、トランプ氏が46%。ヒラリー・クリントン候補の例に統計上互角の場合、かなりの接戦になると説明。激戦州に言及。世論調査分析サイトが出した平均値をみると、すべての激戦地で支持率の差は誤差の範囲内。ただし民主党はバイデン氏が候補者だったころに比べれば有利な立場にある。新たな世論調査ではトランプ氏が優位に立っている。移民対策や経済問題ではトランプ氏が常にリード。犯罪対策や安全に対しては共和党が優勢だったが、ハリス氏が食い込み、人工妊娠中絶の問題ではハリス氏が大きくリード。候補者個人についてはハリス氏が優位となっているなどと終盤の情勢について解説をしている映像が流れた。
台湾の第三の政党・民衆党で初めての汚職疑い。党のトップ・柯文哲主席に不正利得と収賄の容疑が挙がっている。一連の疑惑により党のクリーンなイメージに傷がつき、党への信頼失墜につながる恐れがある。台北の警察は審問を開き、家族などと連絡をとることを禁止した上で拘留するか決定するという。30日に拘束された柯文哲主席は1日午前、台北地方検査所で取り調べを受けた。柯文哲主席は現在は解体された商業施設のコアパシフィックセンターの再開発計画を巡る汚職疑惑に問われていた。施設の賃貸物件の容積率を引き上げる便宜を図った疑い。他に少なくとも4件の汚職に関与した疑いが持たれている。台北市の当時の副市長も汚職に関与したとされている。
パリ・エッフェル塔に設置されたパリオリンピックのマークを、オリンピックの後も残してレガシーにするとイダルゴ市長が表明。エッフェル塔に訪れている人々の意見は様々だという。パリ市は凱旋門のパラリンピックのマークとチュイルリー公園の聖火台も保存したい意向だが、こちらは国の管轄だという。2012年のロンドンでは競技が終わった後、タワーブリッジからオリンピックマークは姿を消した。
今年の夏はビーチも都市も田舎も観光客であふれた。このモデルは経済的にはうまくいっている。雇用も生まれるし、国の収入も増加する。ただ特定の場所ではマイナスの影響も見られる。観光が過剰な圧力となっている場所がある。専門家は観光を持続可能にするにはモデルの変更が必要だとしている。対策の一つは、必要とされる場所に観光客を誘致すること。別の対策は1年を通して観光客を分散させること。フランスやイタリア、ドイツでは観光客を分散させるため一年を通じてバカンス用の異なるモデルを提供している。以前とは違う観光が求められている。
1日から香港の市民は、ハトへの餌やりを見つかっても口頭の注意では済まなくなる。政府は先月野生の動物への餌やり禁止を拡大し、ハトが含まれることになった。違法な餌やりで有罪になると最大で罰金10万香港ドル、禁錮1年が課される。固定罰金5000香港ドルも導入された。条例の改正を支持する住民もいる。農業漁業保護局は住宅局、食料環境衛生局、娯楽文化サービス局と協力して違法な餌やりを監視するためのパトロールを行うとしている。
ドイツで移民や難民に対し排他的な主張を掲げ、「極右」と批判されている右派政党「AfD」が旧東ドイツ地域の駐輪減収で暫定の開票結果だが初めて第一党になった。ナチスへの反省から極右勢力に警戒感が強いドイツで、極右とされる政党が主要な選挙で第一党になるのは初めて。
ベルギー・ブリュッセルの中心部にある広場で、2年に1度行われる花の祭典。ダリアを中心に65万本の花が織りなす花のカーペット。縦24メートル、横70メートル。4日間だけのはかない芸術。複雑に絡み合う植物でブリュッセルの多様性を表現。
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- ダリアブリュッセル(ベルギー)
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