台湾総統選前日、民進党前夜祭。会場は満員。政治家の演説が始まると思いきや音楽フェスのよう。会場に詰めかけたのは20万人。来場者には若者の姿が目立つ。民進党の主な支持者は30代以下の若者。若者が支持するきっかけは10年前に起きたひまわり学生運動。当時、国民党政権の親中路線に大学生らが反発。立法府を占拠した。こうした若者が民進党を支持し政権交代につながった。当時、ひまわり学生運動のリーダーを務めた林飛帆氏。現在は民進党で活動している。選挙前の心配について「8年前、民進党が政権についたばかりの頃は台湾の若者はほぼ民進党支持だった。ただ8年という長い期間の中で若い有権者は民進党政権に飽きてしまったのだと思います」と述べた。民進党はアメリカなどとの関係強化によって中国を抑止する親米路線を引き継ぐ姿勢。これについて林氏は「中国との対話が進まないのは中国が対話を望まないんです」などと述べた。
野党・国民党前夜祭。国民党の主な支持者は中高年。民進党とは対照的な中国より。国民党は中国との統一を積極的に打ち出さず幅広い層を取り込もうと変化。国民党のヨウ・チヨ氏は27歳の報道官で変化する国民党の情報発信を担う。ヨウ・チヨ氏は「国民党は親中というイメージがあると思います。しかし実際は自由、民主を堅持してきた。人々の生活をよくするために政権を握りたいなら時代の変化とともに国民党も変わらなければならない」などと述べた。台湾総統選挙当日、朝8時に投票がスタート。午後4時に締め切られた。投票率は71.86%と前回を下回ったが日本より約20ポイント高い数字。午後8時半ごろ民進党の本部前には大勢の支持者の姿。そしてついに頼清徳氏が登場。勝利した頼清徳氏。台湾総統選挙がもたらす意味について藤さんが60秒で解説。中国依存をやめて中国との距離感をとりつつ、国際社会でどう生きるか台湾で考える現れ。中国依存に頼らないためアメリカや日本とどう共存していくか課題。半導体、産業を提携するか積極的に考えていいという状況になった。日本が台湾とどういった新しいビジネスを考えるかポイントとなってくる。
野党・国民党前夜祭。国民党の主な支持者は中高年。民進党とは対照的な中国より。国民党は中国との統一を積極的に打ち出さず幅広い層を取り込もうと変化。国民党のヨウ・チヨ氏は27歳の報道官で変化する国民党の情報発信を担う。ヨウ・チヨ氏は「国民党は親中というイメージがあると思います。しかし実際は自由、民主を堅持してきた。人々の生活をよくするために政権を握りたいなら時代の変化とともに国民党も変わらなければならない」などと述べた。台湾総統選挙当日、朝8時に投票がスタート。午後4時に締め切られた。投票率は71.86%と前回を下回ったが日本より約20ポイント高い数字。午後8時半ごろ民進党の本部前には大勢の支持者の姿。そしてついに頼清徳氏が登場。勝利した頼清徳氏。台湾総統選挙がもたらす意味について藤さんが60秒で解説。中国依存をやめて中国との距離感をとりつつ、国際社会でどう生きるか台湾で考える現れ。中国依存に頼らないためアメリカや日本とどう共存していくか課題。半導体、産業を提携するか積極的に考えていいという状況になった。日本が台湾とどういった新しいビジネスを考えるかポイントとなってくる。