梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定になっている。九州や中国地方では局地的に雨雲が発達し、午前11時半までの1時間には長崎県壱岐市で61.5ミリの非常に激しい雨が降った。前線はこのあとも停滞し西日本から東日本ではあすの昼前にかけて大気の不安定な状態が続く見込み。気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうに注意するよう呼びかけている。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保。一方きょう午前11時、気象台は四国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。四国や関東甲信などでは厳しい暑さになっている。