茨城県は干しものの生産量日本一を誇るが、加工する時に捨てる部分“残さ”が大量に出て課題になっている。そこで、地元の大学が協力して残さを活用する取り組みが始まっている。残さをペースト状に加工したところ、糖度40~50度と高くポリフェノールはいもの内側の約4倍あり、食物繊維が豊富なことも分かった。様々なレシピを考案し発信したところ、ソーセージ店から依頼があった。ソーセージ店の平山直之代表は、「干しいも自体が持っている糖度がソーセージをかみしめるとジュワッと出る。練り込む材料としては非常に相性がいい」と話す。また、残さでモンブランづくりも行われた。