信号機のない横断歩道の前に歩行者がいる場合、車は一時停止するという交通ルールを徹底してもらおうと、水戸市の中学生たちが啓発活動を続けている。水戸市立千波中学校の3年生4人は、去年11月に水戸市であったG7の関連イベントでこうした課題を改善する取り組みについて発表した。近くの千波小学校の児童に実践してもらう活動を続けている。JAFの調査によると、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているときに一時停止した車の割合は、茨城県は27.6%と全国で5番目に低くなっている。卒業を控えた3年生たちは、この活動を受け継いでもらおうと10日は、2年生3人に参加してもらい、先輩たちがかけていた「とまっ手MITO」というたすきをつけ児童と一緒に横断していた。