来シーズンは、クロマグロが多く獲れる見通し。太平洋でのクロマグロをめぐる国際会議で、日本近海を含む海域の大型魚の漁獲枠は、来年シーズンは1.5倍に増えることになった。これを受け、水産庁が示した来シーズンの漁獲枠の配分案では、国の管理となっている大型魚の沖合漁業では5304トンと、今シーズンより19%増やす。都道府県ごとの沿岸漁業では、あわせて2816トンと61%増やす。北海道では4割、青森県では3割増えるなど、関係する39道府県全てで増枠となる見通しで、クロマグロの市場価格が値下がりする可能性がある。