ウナギの99%はシラスウナギを川で捕り成長させたもの。完全養殖のウナギは人工で卵を孵化させて成魚まで育てる。ここでは試験的に夢のウナギを約400匹を養殖している。当時はシラスウナギが多く捕れたが先月、漁を行っていたのは数隻で3時間の漁で漁獲量はゼロ。翌日も行い50匹ほど捕れるも例年より少ない。かつて30t以上捕れたが昨年は6分の1まで激減。不漁によりウナギの価格が高騰している。2010年にウナギの完全養殖に成功し安価で大量生産を目指した研究が進んでいる。ウナギは飼育環境が変わると卵を産まない。そこで人工的に産卵を促す。ウナギの仔魚は生態がいまだ不明な点が多く人口育成が難しい。ウナギの仔魚は光を嫌うため短時間でエサやりを行う必要があり3人がかりで行う必要がある。水の汚れで最近が増殖すると仔魚が死ぬこともある。パイプを使い綺麗にしていく。約100匹を2時間かけて移動し水槽は人の手で掃除を行う。ウナギは手間がかかる期間が300日で他の魚に比べ10倍の長さで1年近く作業を毎日行う。そのため天然のシラスウナギが1匹400円程度に対し人工のシラスウナギ1匹3000円。コストを下げるため水槽が汚れにくい乾燥飼料の開発や自動エサやりを行うシステムの開発も進んでいる。