2つの解散シナリオについて。1つ目は総裁選後の解散で岸田総理の狙いはこの陣営で来年の9月の総裁選を迎え総裁選に再び選ばれ解散を打って出るのが理想の解散シナリオだという。ジャーナリストの後藤さんは総裁選後の解散の可能性は5割以下と話している。2つ目は追い込まれ解散で今回の内閣は19人の内11人が初入閣となっていて、実力が未知数だと後藤さんは話している。来年の1月には通常国会が控えていて150日間の論戦が繰り広げられ、新しい大臣が論戦に耐えきれない可能性もある。大臣としての資質がないと国民に判断される可能性もあり、1人ではなく多数になってしまうと堪えきれずに追い込まれ解散になる事も考えられる。秋にも臨時国会が控えていて、耐えられ無かったら早ければ解散もあるという。後藤さんは今回の岸田内閣について来年9月の総裁選という遠くの山を見過ぎて近くの沼にハマらないか気をつける必要があると指摘している。渡辺宜嗣は「少子化対策にしても外交にしても何故新しい人に変えたのか今までの人のどこがダメだったのかという理由も知りたい。」などと話している。