依頼人・栗原博さん。収集歴25年の焼物コレクターでコレクション数は約300点。骨董を始めた頃に通い始めた教室があり、その先生を師匠と決めて楽しみながら集めたものだという。各地の骨董市を巡ったり、ネットオークションをチェックして収集。買った中で自信のある焼物は先生に見てもらい審美眼を養ってきたそう。先生は今年亡くなり、教室は終わってしまったが、先生の教えを胸にこれからも骨董は続けていきたいと語った。お宝は焼物好きなら一度は憧れる桃山時代の素晴らしい茶椀。去年の秋にネットオークションで発見したもので一目で本物だと確信。出品者は凄いものだと分からずに普通の茶椀として出品していたために落札することができた。