感染が収まらないインフルエンザ。厚生労働省は12月11日~17日までの1週間で全国で報告されたインフルエンザの報告数が1医療機関あたり29.94人だったと発表。前の週の33.72人からは減少したが、関東地方でみると東京都では前の週の20.30人から20.48人に増加。また神奈川県でも24.18人と前の週より増加。注意報レベルの10人を超えている。一方、埼玉県や千葉県などでは患者数は前の週と比べると減少しているが、警報レベルとされている30人を上回り、高い水準が続いている。きのう都内のクリニックを取材すると、このクリニックでは先月はインフルエンザの患者が0の日もあったというが、先週あたりから再び増加。現在は毎日10人前後がインフルエンザ陽性と診断されているという。こうしたなかむかえる年末年始。今後の感染者数の動向に懸念を示している。