デカ盛りのかつ丼。特盛の刺し身。山盛りごはん。還暦過ぎて始めた夢の夫婦食堂。味もコスパも抜群。始めは千葉県いすみ市へ。JR太東駅から車で10分ほどで2015年創業のかさや食堂がある。料理は和洋中の約40種類。コメは地元産で400g。大盛り無料。刺身定食は、本まぐろ、赤貝、イカなど8種類。食堂を営むのは白鳥忠利さん(58)。弟の浩司さんと店をもり立てている。チャーシューチャーハンは700g。ど迫力のバカツカレーは2800円ほど。バカツ丼は3キロ以上。持ち帰り用パックも無料である。コスパの良さは店の歴史に秘密がある。昭和29年にスーパーかさやとして創業。今も店主の父、忠宏さんと母のトシ子さんが店に立っている。うな重を1980年で提供することに。母のトシ子さんは「米も高くなっちゃうし大変 今は良くたってどうなるかわからない」と語る。兄弟も現状に満足していない。全国を回り食材を探している。取材中にも東京・江東区の東京ビッグサイトで行われたFOODEX JAPAN 2025にやってきて、食材や料理をリサーチ。大切なのはお客さんの期待に答えること。本ズワイガニうにのっけ丼は2750円。楽しい食堂であり続けたい、きょうも家族の力で営業中。