- 出演者
- 田村淳
今回は、ビジネスピッチ出場者のその後を取材。特別編「あのスタートアップは今!」
オープニング映像。
番組でこれまでプロデュースしてきたピッチコンテストの出場者の中から、3人の起業家たちをピックアップし彼らのその後を取材した。1人目の起業家は、淳が注目していたxCuraの新嶋祐一朗さん。ここでSHOGUN PITCHについておさらいした。
淳が絶賛した新嶋さんがいるのは福岡市、彼の拠点は市の中心地・天神にある施設。まず福岡市はスタートアップにとってどんな街なのか、新嶋さん曰く「起業がしやすい街」だという。福岡市はグローバル創業・雇用創出特区に指定されている都市で、東京・大阪・神奈川に続いて全国4位のスタートアップ設立数を記録している。
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- G’s ACADEMY福岡市(福岡)
新嶋さんが開発した、セラピアVRに大きな進展があったという。研究機関からもお墨付きを貰い、新嶋さんは様々な場所でPRしたと言いフィンランドの地方都市に行ってピッチを行ってきたと話した。治療が怖いのは世界共通の課題なため、痛みや不安が軽減できるので「使用したい」という声が多かったとのこと。そして、大阪・関西万博にも出展し多くの人が体験した。さらに、新嶋さん自身が手術を受ける機会があり、セラピアVRを実際に試してみたいと提案したがこれは医師から許可が降りなかったとのこと。ビジネスの現状については、資金調達に苦戦していると話していた。
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- 2025年日本国際博覧会フィンランド
静岡県三島市のレトロな喫茶店に向かうと、この店のマスターがASHIGARU PITCHに出場した大学生の百田伊吹さんだった。ピッチに出場した際は、地域企業の課題と学生を繋ぐプラットフォームをプレゼンしていた。百田さんは40年以上営業していた老舗喫茶店「あんりえっと」を受け継ぎ、再オープンさせたという。店では昔ながらのメニューを提供している。百田さんが店を開くにあたり力になってくれた人がいるという、それはあんりえっとの向かいにあるコーヒースタンド「Imo to cheese 」のオーナー・高田翔夢さんだった。地域と学生を繋げるため「あんりえっと」を10年ぶりに復活させ、百田さんは「学生が受け継ぐ喫茶店」にしたいと考えていると話していた。
続いてその後を取材したのは、淳が注目していたスタートアップ。災害モンスターを開発した、ハツメイノハに出場した石橋健次さん。ハツメイノハについて改めて説明が流れた。当時の石橋さんのプレゼンは、ゲームを用いて普段の生活から防災意識を高めるアイデアが高評価されハツメイノハ2023年大会で優勝を果たした。その後、街で実証実験が実際に行われた。2024年9月に柏市が行った防災訓練では、災害モンスターを採用し出展している各ブースにミッションを配置しデジタルスタンプラリーを行った。約8000人が参加したという。
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- ハツメイノハ2023柏の葉(千葉)金田昴
石橋さんに会いに向かったのは都内にある防災体験施設「そなエリア東京」。会場では、防災を楽しく学ぶイベントが開催されており、石橋さんはカードに進化した災害モンスターを展示。さらにVRゴーグルをかけるとドローンの映像が見え、災害モンスターを見つける宝探しのような企画も開催していた。会場に来ていた文科省の職員は石橋さんの取り組みに太鼓判を押していた。そして、災害モンスターにも大きな展開があり、海外のゲーム会社からオファーがあり今後事業のスケールを拡大していくという。
エンディング映像。