今回の物語は、東京・中央区と江東区に跨る旧晴海鉄道橋。昭和32年、東京港への貨物輸送のために作られた晴海鉄道橋。小麦やロール紙など数多くの貨物を運搬していたが、トラック輸送への転換などもあり1989年に鉄道線路は廃止。東京都によって2025年、旧晴海鉄道橋は夜景が素晴らしいウッドデッキの遊歩道に生まれ変わった。橋の長さは190m、使われていたレールは4本、内側の2本は脱線防止用だった。当時の最先端技術を結集して作られたアーチ橋は、錆などを全て落とした上で建設当時と同じ色を再現して塗装した。歩道の一部がガラス張りになっていて、枕木やバラストの配置が見えるデザインになっている。約36年ぶりに蘇った旧晴海鉄道橋は、大都会の絶景スポットに生まれ変わった。
