来月の立憲民主党の代表選挙をめぐり、枝野前代表が出馬会見に臨み「人間中心の経済」の実現を掲げた。枝野前代表のコメント「人間中心の経済を実現する、日本の活路はこれにつきる」。枝野前代表は会見で代表選への出馬を正式に表明し、「人間中心の経済」に関連する8つの柱を掲げた。日本維新の会などと隔たりのある原発政策については「原子力に依存しない自然エネルギー立国を目指す」とした一方で、野党の連携について「柔軟で現実的な枠組みを構築する」とした。政治改革については企業・団体献金と政治資金パーティーの1円単位の公開など。野田元首相は訪問先の台湾で講演し、この後、頼清徳総統との会談に臨む。馬渕元国交相は党所属議員から出馬要請を受け「強い思いに胸を熱くした、熟慮したい」と意欲を示した。江田元代表代行も、党内からの出馬要請を「真摯に受け止める」意向を明らかにした。代表選には現職の泉代表も再選に向け準備を進めている。